40代／50代に人気の「介護脱毛」とは？

40代、50代になると、将来自分が介護されるときのことを考えるようになります。そのときに考えることの1つに、介護脱毛があります。介護脱毛がどのような脱毛のことを指すのか気になる方は多いのではないでしょうか。ここでは、介護脱毛の方法やメリット、注意点などについて詳しくご紹介します。

介護脱毛とは

介護脱毛とは、自分が介護されるときのことを考えて、脱毛しておくことを指します。介護では、入浴や排泄などを介助してもらうため、裸を見られることになります。そのため、ムダ毛のケアをしておきたいという方が多いのです。

身体の中でもデリケートゾーンを見られるのが恥ずかしい方が多く、介護脱毛と言えばVIO脱毛を指す場合もあります。

介護脱毛のメリット

介護脱毛によってデリケートゾーンのムダ毛をケアすることで、オムツ交換のときの精神的な負担を抑えられます。また、排せつ物による炎症も抑えられるでしょう。デリケートゾーンの毛には、排せつ物が付着し、そのまま放置することで炎症が起こることがあります。

そのため、介護する人はオムツ交換のときにデリケートゾーンに排せつ物が残らないように、キレイにふき取るのです。デリケートゾーンの毛をなくせば、オムツ交換が早くなり、介護している側にもメリットがあります。介護されている側としても、見られる時間を短縮できるため、双方にメリットがあると言えるでしょう。

白髪になる前に脱毛を始めることが大切

40代、50代になると、毛を黒く色づけしているメラニン色素の分泌が減少します。その結果、次第に白髪が増えてくるのです。脱毛に使用する医療レーザーは、毛のメラニン色素に反応して熱を溜め込ませ、周囲の発毛組織を破壊します。

そのため、白髪に対しては脱毛効果が期待できません。白髪になってから介護脱毛を受けようと思っても、脱毛できないのです。そのため、白髪になる前から介護脱毛を始めることが大切です。

介護脱毛をクリニックで受けるメリット

脱毛は、クリニックだけではなくエステサロンでも受けられます。しかし、介護脱毛はクリニックで受けた方がいいでしょう。クリニックは医療機関ですが、エステサロンは医療機関ではありません。そのため、レーザーを照射したときの痛みを抑える方法やアフターケアの方法が異なります。

クリニックでは、痛みを抑えるために塗る麻酔を使用できますが、医療機関ではないエステサロンでは麻酔を使用できません。代わりに、冷却する程度のケアしかできないのです。また、クリニックではアフターケアとして炎症を抑える薬を使用できますが、エステサロンは保湿ケアなど医療行為以外のケアしかできません。

加齢とともに肌がダメージを受けやすくなるため、痛みや炎症への対処ができるクリニックで医療脱毛を受けた方が安心できるでしょう。

まとめ

介護脱毛は、自分が介護されるときのことを考えて行う脱毛を指します。主に、デリケートゾーンの脱毛を行う方が多くなっています。オムツ交換のときにデリケートゾーンを見られることが恥ずかしい方は多いため、前向きに検討することをおすすめします。排せつ物がデリケートゾーンに残ることによる炎症の予防にも役立つでしょう。年齢を重ねると、次第に白髪が増えてきますが、メラニン色素がある黒い毛でなければ脱毛できません。介護脱毛を検討している方は、早めにクリニックに相談した方がいいでしょう。